スペイン語で「おはよう」は何と言う?
スペインで語おはようって何と言うか知ってますか?
答えはHola (オーラ)です。
オーラといっても体の大きな方と黄色い頭の方が並んで「わたしもそう思ったのよ…」とかいろいろ言ってくるあれじゃありませんよ?あっちはAuraです。
ちなみにこのスペイン語のおはよう、オーラ。実は気軽なあいさつとして使われているものです。日本語でいうところの「やあ」ですとか「よぅ」のような呼びかけの言葉にも相当しします。そしてこのオーラ、実はスペイン語でおはよう以外の「こんにちわ」や「こんばんは」などの言葉にもあてはまります。つまり、このオーラを使えばスペイン語での最初の挨拶には事欠かないわけです。
ただし、問題がひとつ。それはこのオーラは確かにスペイン語で「おはよう」の意味で通るのですが、あくまで「気軽な」挨拶という点です。
上司や、学校の先輩、あるいはお世話になった目上の方に出会いがしらにいきなり「やあ!」なんて挨拶をしたら怒られますよね?ですから、このオーラを使うのはあくまで気軽に挨拶をできる人ということになります。
まあ、スペインの方はさすがラテン系といいますか、おおらかな方が多いので初対面の人に対しても気軽にオーラを使ってくる人が大半です。
向こうの人は語調が強い人も多いですので日本語で「おらっ!」と怒られているような気がしてびっくりするかもしれませんが、彼らは気軽に挨拶をしているだけなのでこちらも笑顔でオーラを返してあげると良いかと思います。
スペイン語 目上の人への「おはよう」
それでは、目上の人に朝スペイン語でおはようと言うには何と言ったら良いのでしょうか。
答えはBuenas dias (ブエノスディアス)といいます。
これは実はスペイン語において、かなり重要な言葉だったりしますので、これからスペイン語をつかうような予定がある方は必ず覚えておいたほうが良い単語です(まあ、普通は言われなくても覚えるでしょうけど)。
Buenas(ブエノス)は良い、dia(ディア)は日、という意味で直訳すると「良い日だね」ということになります。
ちなみに、地域によってはBuenasdia(ブエノスディア)と単数形になりますから、ちょっと注意が必要だったりします。
ところでブエノスアイレスという地名は聞いたことがありますか?
アルゼンチンの首都なのですが、その「ブエノス」も挨拶のBuenasdiasの「Buenas」と同じ意味で使われています。アイレスは「空気」という意味で、ブエノスアイレスは「良い空気の町」という意味になります。人の多かった当時のヨーロッパから南米に移住した人々にとって、アルゼンチンの空気はとても澄んでいたのでしょうね。
ともあれ、基本的にスペイン語でおはようございますは「Buenasdias(ブエノスディアス)」、気軽な挨拶で構わない場合には「Hola(オーラ)」。
いつスペイン語圏の人と遭遇するかは分かりませんからこれくらいは覚えておいて損はないでしょう。