映画「oo7/慰めの報酬」
映画「oo7/慰めの報酬」が2009年1月24日に公開となりました。
ダニエル・クレイグ演じるイギリスの諜報機関MI6の部員ジェームズ・ボンドが世界を舞台に復讐の気持ちも抱きながら、闇の組織に迫るという内容になっています。
映画 oo7 慰めの報酬のなかで印象に残ったかっこいいシーンとして、以下のところをあげさせていただきます。
ネタバレも含まれておりますので、すでにご覧になった方か、ネタバレでも構わないという方のみご覧ください。
「oo7/慰めの報酬」印象に残ったかっこいいシーン
oo7 ジェームズ・ボンドが高級ホテルの部屋に入っていくシーン
手掛かりとなる人物にコンタクトするボンドですが、上部の意向に反するかのように、それらの者を殺していってしまいます。
それがボンドの復讐心があるからだと考えたMI6トップのMは、ボンドの諜報員としての資格を取り上げ、停職を命じます。
ボリビアの空港で、現地大使館の美人スタッフ(フィールズ/演:ジェマ・アータートン ←ボンドガール)にその旨を伝えられ、翌朝の便で英国に戻るという手はずだったので、一晩現地のホテルに泊まることになります。
最初に格安な雰囲気のホテルに連れて行かれたボンドは「こんなホテル」と言って、すぐに車に引き返します。
高級ホテルのスイートルーム(だと思います)をとったボンドは、フィールズとともにその清潔で洗練された部屋に入っていって、ベルボーイにチップを渡して鍵を受け取ると、その鍵をポーンとベッドのほうへ投げて、部屋内の別ルームへと向かうのです。
(おそらく、その部屋の構造や安全性をチェックするということでしょう)
その不遜でありながらも手馴れて堂々とした様子に、フィールズがあきれながらも思わず笑ってしまう・・・というシーンです。
このシーンにはいろいろな要素が含まれていると思いますが、私はジェームズ・ボンドが数々の修羅場を潜り抜けてきたことを表していると感じました。
様々な幅広い経験があるので、そういった場をスッと自分のものとできるのです。
もちろん不遜な態度を取れることが凄いのではありません。
現実的には丁寧に、しかし臆することなく振舞えることがかっこいいのだと思います。
どのような場でも舞い上がったりパニックになったりせず、落ち着いて自然体でいられる、そういったかっこよさを感じました。
ラストの、ジェームズ・ボンドが部屋で待つシーン
最後、ロシアのアパートのような建物の部屋で、ターゲットとなる人物をベッドの上に座って待つボンドがかっこよかったです。
スーツにコート、マフラー、皮手袋をはめており、とても怖い雰囲気をかもし出していました。
このシーンでは、特にそのファッションが印象に残りました。
ビジネス系ファッションの参考にもなると感じました。
ボンドカー『アストン・マーティン』のモデルカー
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