川崎フロンターレの中村憲剛選手
Jリーグチームの川崎フロンターレの中村憲剛(なかむら・けんご)選手は、フロンターレの司令塔です。
キャプテンを務めることも多く、中心的な存在として活躍をしています。
背番号は14。試合を見に行くと、小さな子供から大人まで、本当に多くの人が彼のゼッケンのユニフォームを着て応援している姿を目にすることができます。
オシム監督時代に日本代表メンバーにも選出され、2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会のアジア予選でも何試合にも出場し、ゴールも決めています。
ポジションはボランチ(守備的ミッドフィールダー)に位置することが多く、そこからゲームの流れを作っていく役割を果たしています。
以前テレビの取材に答えて、フィリップ・トルシエ元日本代表監督が「(ガンバ大阪の)遠藤保仁や中村憲剛は、中田英寿にも匹敵する選手だ」といった旨の評価コメントをしていたのを聞いたことがあります。
オシム前日本代表監督も、「(中村のようなレベルの選手は)ゴールの枠を大きくはずすようなシュートを打ってはいけない」と痛烈に批判をしたことがあります。
それだけ、彼のパスやシュートの精度を期待・評価していたということでもありますね。
そんな中村憲剛選手ですが、サッカープレーヤーとして決してエリート街道をかけあがってきたわけではなく、長い下積みのような時代を経て、輝くスター選手となっています。
都立久留米高校から、中央大学サッカー部に所属し、それからJ2時代のフロンターレに入り、J1昇格、現在では優勝争いをするまでになり、Jリーグベストイレブンに選出されたり、日本代表選出常連メンバーにもなったのです。
川崎フロンターレの攻撃陣
2008年終盤のフロンターレは、前線に外国人選手を配置し、攻撃的な布陣でゲームに望むことが多いです。
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FW ジュニーニョ
FW チョン・テセ
FW レナチーニョ
MF ヴィトール・ジュニオール
MF 谷口博之
MF 中村憲剛
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DFにも日本代表として2010年W杯アジア最終予選カタール戦で活躍をした寺田周平選手や、GKも日本代表として選出されることの多い川島永嗣選手がいます。
ボランチの中村選手や谷口選手が前線へのパスを送っていって、フォワードの選手たちがシュートを狙いにいくといった展開や、サイドバックの選手たちが突破やパスを受けて、センターにパスを上げていく・・・といった展開がよく見られます。
Wiiの「ウイニングイレブン」のCMにも登場した中村憲剛選手ですが、お気に入りの漫画は「GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)」だそうです。 作者のツジトモさんともお会いしたことがあるそうですよ。