松井秀喜選手の誕生日
松井秀喜選手の誕生日は6月12日です。1974年6月12日に石川県能美郡根上町(現:能美市)にて生まれました。
同誕生日の有名人には、女優・タレントの釈由美子さん、モーグルスキーヤーの里谷多英さん、リクルート創業者の江副浩正さんらがいらっしゃいます。
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松井秀喜
まつい‐ひでき
1974‐
平成時代のプロ野球選手。
昭和49年6月12日生まれ。星稜高にすすみ,平成4年夏の甲子園対明徳義塾戦で5打席連続敬遠され,論議をよんだ。5年巨人軍に入団。10年,12年本塁打王,打点王。13年首位打者。14年本塁打王,打点王。15年FAでアメリカ大リーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍。愛称はゴシラ。右投左打。石川県出身。
『日本人名大辞典』より
彼が高校3年のときには、私は受験予備校に通う浪人生活を送っていて、自分の勉強に必死で高校野球選手権にはそれほど関心をいただいていなかったのかも知れません。
私がそのような状況のとき、星陵高校の松井選手は、甲子園にて明徳義塾高校に5打席連続敬遠フォアボールを受け、チームが2回戦で敗退するという出来事があったんですね。
大学に入学以降もプロ野球にそれほどの関心を抱いておらず、巨人時代の松井選手の活躍についても、あまり気に留めることはありませんでした。
小さい頃にはテレビ観戦したり、父親にプロ野球の試合に連れて行ってもらったりして大ファンになり、自分も地元の少年チームで野球をやってエースピッチャーをまかされているくらいでしたから、野球が嫌いというわけではありません。
それなのに不思議だなと思います。
社会人になってからもペナントレースの行方にも興味はあまりなく、どのチームが優勝争いをしているのかも知らないほどでした。
松井秀喜選手のファンになったきっかけ
それが、彼がメジャーリーグに移籍をして1年目から活躍をし、NHKのドキュメンタリー番組だったと思いますが「彼は中学2年生から、人の悪口を言ったことがないそうだ」という内容のことを聞いて、「なんだそれ」と興味を持ち、その番組をじっくりと見て、一気にファンになりました。
(番組はNHKスペシャル「ベースボールの神様に抱かれて」だと思います)
著書「不動心」にも書かれていますが、中学生時代に敬遠気味の四球攻めを受けて、ピッチャーをにらんでバットを放り投げてしまいコーチに怒られたであるとか、高校2年の時の台湾遠征試合で明らかなボール球もストライクと判定されて三振になり、頭に来てバットを投げ捨ててしまって監督に2時間ほど叱られたというエピソードが面白いですね。
そういったことがあるから、高校3年時甲子園での5打席連続敬遠にも本心はどうあれ、比較的淡々と見えるような態度でいられたんでしょうね。(youtubeでその場面を見ることができました)
サッカー日本代表の中村俊輔選手も、中学時代にジュニアユース(Jリーグプロチームの下部組織)チームで2年生ながら試合に出るようであったにもかかわらず、自己中心的なプレーを改善しないことで段々と試合をはずされ、その上のユースチームに行くこともかなわず、高校生チームに入ることになったつらい経験がいまでも身体にあって、「自分が向上心を持って必死になってやっていかなければすぐに転落する」という危機感を常に持ってトレーニングや試合に臨んでいらっしゃるようです。
スター選手にも、そういった経験があって、それを忘れずに自分を律する糧としているというのはとても面白いと思います。